目立ちたがり屋の管楽器、オーボエの魅力とは?

オーボエってどんな楽器?

オーボエという楽器を知っていますか?吹奏楽やオーケストラの経験者でなければ、どの楽器のことだか分かりにくいかもしれませんね。オーボエは黒い色をした木管楽器です。楽器に直接空気を吹き込むリコーダーやフルートと違って、リードという部品をつけ、そこから息を吹き込みます。薄くて小さな二枚のリードの中に空気を吹き込むので、オーボエの音は管楽器の中でも独特の、鼻にかかったような音色がします。音程が安定しているので、オーケストラはチューニングするときにオーボエの音を頼りにします。

オーボエパートの役割

オーボエという楽器は吹奏楽やオーケストラで重要な旋律を任されることも多い、重要な楽器です。18世紀、バロック時代のバッハやヴィヴァルディもオーボエのための協奏曲を書いています。オーケストラの曲では、例えばベートーヴェンの第五交響曲「運命」や、チャイコフスキーの「白鳥の湖」、ボロディン作曲「イーゴリ公」の<だったん人の踊り>などでも、有名な旋律や重要な局面で登場する、吹き手にとってとてもやりがいのあるパートを担っています。

著名なオーボエ奏者たち

日本で有名なオーボエ奏者はいるのでしょうか。まず、宮本文明さんが有名です。ヴァイオリニストの宮本笑里のお父様として知られています。現在は指揮者業に力を入れていますが、もともとはオーボエ奏者でした。ドラマ「のだめカンタービレ」で音楽監修をつとめた茂木大輔さんも、オーボエ奏者です。指揮者やエッセイストとしても活躍し、著書『楽器別人間学』はクラシック愛好家によく知られています。このように、オーボエ奏者の中にはオケの一員としての活動にとどまらずに多彩な活動をしている人もいます。

美しい音色を奏でるオーボエですが、都市部の楽器店に行かないとなかなか打っていない代物であり、ネット通販で手に入れる人も多いです。